面接コミュニケーション

面接のときに気を付けたい、コミュニケーションの取り方についてです。
クセになっている場合も多いので、日頃から意識するとよいかもしれません。

【挨拶は笑顔で】

面接でも第一印象はとても大切です。
まずはじめに身だしなみを整えて、笑顔で挨拶をすることを心がけましょう。
面接官も緊張することはあるので、お互いの笑顔で少しリラックスできると良いですね。

【早口に注意】

普段は早口ではなくても、緊張をすると早口になりがちです。
面接の事前準備をしっかりやっている人ほど準備した回答を思い出しながら、忘れないようにと急いで話してしまうことも。
また外国人の方は、母国語との違いにもよって日本語で話すときに早口になってしまうケースがあるので、意識して、丁寧に言葉をつなげるよう注意しましょう。

具体的には、面接で話す内容を、「声を出して」練習しておくと良いと思います。

声に出すのと、出さないのでは準備に大きな差が出ます。 頭の中で考えていても、声に出して読み上げると思うように話せなかったり、伝えたいことが、うまく伝わらないことに気づくこともあります。
言葉をスムーズにつなげるように、言い回しを変えたり早口にならないよう、実際の面接のシーンを想定して何度か読み上げてみてください。

【あいづちに注意】

面接ではあいづちも注意です。
家族や友人など親しい方との間で使用する、「ああ」「うん」などは面接の場ではNG
基本的には「はい」や「ええ」を使います。
「はい」に関しても、「はいはい」と複数回続けると聞き流しているようにとらえられ、「ちゃんと理解しているのかな？」と思われてしまいますので、注意しましょう。

【相手の話を最後まで聞く】

面接官の質問は最後まで聞いてから、話しはじめましょう。
質問の途中で、相手の聞きたいことが分かったり、
話の内容を訂正をしたいと思ったときなど、
ついすぐに答えたくなってしまいますが、
相手の話している途中に言葉を重ねることはマナー違反です。
途中で話したいと思っても、相手の話が最後まで終わってから話をしましょう。

【長くならないように・・】

相手にわかってほしいと思うと、つい説明が多くなり話が長くなりがちです。
しかし面接は限られた時間で行われますので、面接での回答はわかりやすく、相手にしっかり伝わるようにそして簡潔に、ということが大切です。
事前の準備の段階で、長くなりすぎないことも意識しましょう。

【緊張をほぐすには】

これまでのお話は緊張によって起きてしまうことを防ぐことをお伝えしましたが、そもそも緊張しないようにできないか・・と思いますよね。
緊張を全くしないようにするのは、難しいかもしれません。
何度も面接をしていくうちに慣れることはあっても、相手も毎回変わるため、やはり毎回少しは緊張してしまうと思います。
そんな緊張をほぐすには・・

「事前にしっかり準備する」
こちらは面接準備編を参考に、自分のこれまでの経験の整理や企業研究をしっかりすることです。
ちゃんと準備をしたから大丈夫と自信が持てる状態にしましょう。

「ゆっくり息をはく」
緊張すると、いつもよりも早くドキドキして、余計に緊張してしまうこともあります。
そんなときは、意識をしてゆっくりと息を吐きましょう。
ゆっくり息を吐くことで、ドキドキも少しおさまり、落ち着くことができます。

緊張をすることは悪いことではありません。
特に面接は大事な場面なので、緊張して当たり前です。
適度な緊張も大切だと割り切って、自信をもって挑みましょう。

※番外編※電話やメールで気を付けること

企業と電話やメールでコミュニケーションとることがあったら、気を付けたいことをいくつかお伝えします。

・「お疲れ様です」はＮＧ
電話やメールで最初の挨拶は間違いやすいですが、お疲れ様ですは本来、社内でのコミュニケーションに使う言葉です。
社外の人には「お世話になっております」が正解。
そのため選考中や入社前は「お世話になっております」を使いましょう。

・メールの返信や電話の折り返しは、早めに
企業からメールへの返信は24時間以内を目指しましょう。
それまでに返答ができない場合には、連絡をいただいた御礼とともに○○日までに改めて返信をする旨を伝えましょう。
企業からの電話に出られなかった場合も、24時間以内に折り返しの電話ができるようにしましょう。
ただ電話の場合には、企業の就業時間内での連絡をするように気を付けてください。

マナー＆コミュニケーション
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