履歴書・職務経歴書のフォーマット・書き方見本
転職活動の最初の難関「書類選考」を突破するために、
応募写真の撮り方や書類作成にあたってのポイントをご紹介します。
【履歴書・職務経歴書/ダウンロード】
・履歴書をこれから作成される方は、こちらのフォーマットと書き方をご参考にしてください。
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・職務経歴書をこれから作成される方は、こちらのサンプルをご参考にしてください。
<職務経歴書サンプル(wordファイル)>
履歴書の書き方・ポイント(採用担当の目に留まる書き方)
簡潔に短い文章にまとめる書き方
相手の立場になって考えることが一番大事です。長いセンテンスは読みづらく、せっかくのアピールポイントもつかみにくくなってしまいます。簡潔にまとめ、余計な言葉は省きましょう。箇条書きにするのも一つの手です。ポイントがつかみ易く、内容をストレートに読み手に伝えることができます。
具体的な数値やエピソードを入れる書き方
人事・採用担当者はまず、履歴書に書かれている内容から応募者の人物像をイメージします。抽象的な内容や感想が書かれているものより、具体的なエピソードがあり、物事が数値で表されている内容の方が、読み手にとっては応募者のイメージを把握しやすくなります。より濃い情報にできるように心がけましょう。
客観性を持たせた書き方
よくありがちな間違えとして、「御社の事業内容に惹かれている」などがあります。これだけでは応募者の思いが一方通行で終わってしまい、採用する側としては漠然とし過ぎていてわかりません。「他の事業内容とどう違うのか、それが自分にとってなぜ魅力的なのか」というように客観的に表現することが大切です。
自分の言葉で表現する書き方
記入例や履歴書サンプルの丸写しは、人事・採用担当者に直ぐに見抜かれてしまいます。逆にマニュアル通りにしか出来ないと評価を下げてしまう可能性もあります。 特に、志望動機や自己PRは内容が似ていても、他の人には書けない自分オリジナルの表現で書くことを心がけましょう。履歴書においては一番大切なポイントかも知れません。
基本情報の書き方
日付
基本的には履歴書を提出する日付を書くのが普通です。たた、提出日前に書いておく場合が多いので、空欄にしておき提出する日に記入しましょう。
※ 注意先に内容を書き後日提出するケースが多いので、当日に日付を記入するを忘れてしまいがちになります。書き忘れのないようしっかりと気をつけましょう。
氏名
記入欄のふりがなに留意しましょう。「フリガナ」とあればカタカナで、「ふりがな」とあればひらがなで記入します。最後に漢字とふりがなのバランスをよく考えて記入するようにしましょう。
※ 注意誰でも読める平凡な氏名でも必ずふりがなはふるようにしましょう。
生年月日
数字は算用数字を用いるのが一般的です。 年は元号が普通ですが、西暦でも問題ありません。履歴書の項目に従いましょう。
現住所
必ず都道府県から記入しましょう。東京都にお住まいの方に起こりがちですが、面倒だからといって○○区などから始めるのは厳禁です。
また氏名の書き方と同じく、「フリガナ」とあればカタカナで、「ふりがな」とあればひらがなで記入します。
マンション・アパート名も略さずに記入しましょう。
連絡先と電話番号
現住所と同じであれば「同上」と記入します。緊急の連絡先などがある場合はその住所・電話番号を記入しましょう。
※ 注意一番連絡が繋がり易いものを記入しましょう。固定電話のほか、携帯電話の番号もあわせて記入してもよいでしょう。市外局番から書きます。採用の合否はE-mail以外にも電話で来る場合あります。
写真
所詮写真と侮ってはいけません。外見の印象を人事・採用担当者は非常に住することが大いにあります。心身ともに自分の一番良いコンディションの時に撮るようにしましょう。
写真を撮るのは、極力写真屋で写してもらうのがベストです。ただ、どうしても時間がなくてスピード写真を使う場合は、出来る限り明るい仕上がりになるように工夫しましょう。
服装はラフな服装はNGです。紺色または黒などのスーツが適しています。全体の印象を引き締める、撮影時の服装にもっとも適しているといわれているからです。
種類はカラー・モノクロどちらでも構いませんが、最近はカラーが主流です。
履歴書に使う写真は3ヶ月以内に撮影したものが原則です。今の自分と著しく異なるものは使用にしないようにしましょう。
万が一、写真が履歴書から剥がれてしまったことを考え、裏に自分の名前を書いておくことをお薦めします。-mail以外にも電話で来る場合があります。
印鑑
実印でなくても三文判で構いませんが、シャチハタや縁のかけたものは使用できません。
綺麗に捺印するには、判の面にごみなどがつまって居ないかを確認し、ゴム版や雑誌など下敷きにし、まっすぐ押します。
軽い気持ちで捺印すると、直ぐかすれたり斜めになったりしてしまいます。細心の注意を払って捺しましょう。
学歴
「学歴」と1行目中央に書き、2行目から書き始めます。
小学校の卒業年度から始め、中学校卒業年度、高校以降は入学年度と卒業年度を書くのが一般的です。最終学歴は、学科・学部・専攻まで詳しく書きます。
年号は、元号・西暦どちらでも書き易い方で構いませんが、提出する「年月日」にあわせるのがよいでしょう。
中退した場合は最終学歴になりません。仮に職歴と学歴にブランクの期間ができてしまうため、中退した学歴を記入します。中退理由については、家庭の事情などのやむをえない理由の場合以外は書かない方がよいでしょう。
職歴と学歴のブランクについては、面接でそこを必ずと言っていいほど問われます。正当な理由を話せるようにしっかりと準備が必要です。
職歴
詳しい内容は職務経歴書に記載しますが、転職者にとっては、もっとも重要な部分です。人事・採用担当者に履歴書の職歴欄を見て、職務経歴に如何に興味を持ってもらえるかがポイントです。したがって、職務経歴書があるからといって気を抜けません。
学歴の下に1行あけ、中央に「職歴」と書き、その下から書き始めます。
年号は、元号・西暦どちらでも書き易い方で構いませんが、提出する「年月日」にあわせるのがよいでしょう。
学校を卒業してから現在の会社に至るまでの会社の正式名称、入社年度、配属先、退社年度、退社理由を記入します。会社名は、株式会社を(株)、などと略さずに書きます。
尚、スペースがあれば、仕事内容を簡潔に且つ具体的に書きましょう。キャリアがアピールできてよいでしょう。
退職の理由は、うそはいけませんが、可能な限り前向きなものを書きましょう。
家族欄
履歴書に記載する「家族」は通常「同居家族」と捕らえて問題ありません。
独身者の場合には同居は問わず、親の家で暮らしている成員を家族とみなしましょう。
既婚者で親と別居をしているのであれば、現在同居している家族(配偶者や子供)の名前を書きましょう。
通勤時間欄
通勤時間は最短ルートを調べて記入するのが望ましい記入方法です。自宅から最寄り駅までの距離は考慮しません。また、電車の乗り換え時間等もカットし時間を出しましょう。
※ 注意人事・採用担当者に“遠い”という印象を与えてしまうのは1時間30分を超える場合なので注意しましょう。もし内定後に引越をし通勤時間短くする予定であれば、是非その旨を記載しましょう。
希望給与
基本的には「御社規定に順ずる」との記載しましょう。
給与や待遇面を具体的に書き要望を細かくし過ぎるとマイナス評価となる可能性がありますの注意が必要です。
志望職種
履歴書には詳しく書く必要はありません。
自己PRを兼ねて、なるべく簡潔にまとめて書きましょう。
勤務時間・勤務地
「問いません」「御社規定に準ずる」「転勤可能」などを記入するのが通常です。募集広告などをしっかりと確認しておきましょう。
「応相談」となっている場合には具体的な時間を記入するとよいでしょう。
免許/資格
免許や資格は自己PRや志望動機、希望職種となるべく直結するものに絞りましょう。
何でもかんでも記載してはいけません。
1、志望職種に関連しているもの、2、能力を示すこと、レベルの高いもの、3、現在興味のあること、能力を示すこと の3点を考慮して記載しましょう。
健康状態
一般的には、「良好」と書きます。「きわめて良好」でも構いません。
業務に支障を及ぼすものでない限り、持病やアレルギーなどは、記載しなくても大丈夫です。よって過去の入院経験なども現在回復しているのであれば、「良好」と記入して問題はありません。
長期間入院していた場合、職歴にブランクができるため、面接では質問を受けるでしょう。その場合は隠さずに。入院経験と、現在は完治し仕事をする上で問題がないということしっかり伝えるようにしましょう。
賞罰欄
通常は職歴から一段あけて「賞罰」と記載し次の段に「特に無し」と記載します。
「賞」は地方自治体レベルもしくは国レベルからの受賞ように、公的に表彰された経験を主に指します。
「罰」は刑事罰を受けたことがある場合に記載しなくてはなりません。「罰」の記載を省いてしまうと、それが判明した時には虚偽の履歴を提出したとして、解雇理由となるので、注意しましょう。
しかし、最近の履歴書では賞罰欄に欄を設けていないものが主流のため、必要であれば各自かき足しましょう。
「賞」については選考の直接的な基準にならないため、自己PRの一環とするのがよいでしょう。
趣味・スポーツ/特技・その他
趣味・スポーツについては、余計なことを書いたがためにマイナスの評価を受けてしまう落とし穴でもあります。人事・採用担当者から常識の無い人と判断されてしまうような、ギャンブルなどは記載しない方が無難です。
社会人としての常識も問われているということを理解しておかなければいけません。
特技&その他については、応募者の人間性を判断するポイントして使われるケースがあります。例えば、「毎朝のマラソンを高校時代から続けている」と書けば面接官には継続力のある方と見てもらえる場合もあります。
仕事に直結する特技が無いと悩むことはありません。面接官とのコミュニケーションの要素になることが多々ありますので、自分の人間性をポジティブにアピールできるチャンスと思い、複数書くことが理想的です。
例)
・速読…2時間で文庫本1冊程度(毎月15冊読破)
・早朝マラソン…毎朝30分、高校時代から続ける
できるだけ具体的に書きましょう。レベルまで盛り込むと説得力が増します。このほか、たとえば仕事で得意だったことを思い出してみましょう。
志望動機/退職理由/自己PRの書き方
志望動機
履歴書では簡潔に述べ、詳細を職務経歴書で記す方法をお勧めいたします。
志望動機欄・退職理由欄がない様式の履歴書を選択した場合には、当然ながら、職務経歴書でのフォローが必須となります。
一度に複数の企業へ応募するケースが多いため、志望動機は履歴書を書く上で一番難しいと感じる応募者も多いようです。
ポイントは下記の2つです。
①なぜその会社を選ぶのか
②その会社で自分はどう活躍できるのか、もしくは何をやりたいのか
まずは①の会社についての情報収集をしましょう。同業界で同じような会社は他にも存在します。面接ではより詳細に聞かれる部分なのでしっかりと勉強しましょう。
次に自分の出来ることと、志望企業の接点を見つけ出し②を書きます。
人事・採用担当者に響く志望理由は次の3点を考えながら書きましょう
・簡潔に述べる
履歴書全般に言えることですが、まずは読み手の立場に立った読みやすくポイントをつかみ易い文体になるように心がけましょう。
・具体的な事例を交える
何か事例を一つでもピックアップし、数字を交えながら具体的なエピソードを書きます。
もちろん、志望職種などと一貫性をもたせることが大切です。
また、ここで特技や趣味と連動させ志望職種への適性としてアピールし、将来の豊富などを伝えましょう
・熱意を伝える
志望企業への応募者は貴方だけではありません。同じような経験とスキルを持ったライバルに差をつけるには、最後は熱意です。なぜ、今その会社でなければいけないのかを書きましょう。入社後の自分を如何に相手にイメージしてもらうかが重要なポイントです。
志望動機
志望動機欄と内容が連動していなければいけません。ただ漠然と理由を書くことは避けましょう。退職理由をうまく志望動機につなげる事で、履歴書に一貫性とストーリー性を持たすことができ、素晴らしい自己アピールツールとなるはずです。
■一般的な退職理由
・一身上の都合により退職
・自己都合により退職
転職回数が多い場合にすべてこの理由にしてしまうのは不自然です。簡単に理由を付け加えるなどをしてなるべく工夫しましょう。
■避けた方がよい退職理由
・人間関係のトラブルにより
・周囲(上司や部下)と相性があわなかった
このように記載してしまうと、協調性がないと判断されてしまいます。仕事職場環境においてトラブルはつきものです。人間関係を理由に簡単に辞めてしまうようであれば、転職後もすぐ辞めてしまうのではないかとも思われてしまいます。
■その他、記載して問題のない退職理由
・夫の転勤のため
・家族が病気になり看病する必要
・専門分野を伸ばすため学校へ通うため
・MBA取得のため欧米留学
上記のようなやむを得ない理由や、キャリアアップのための退職理由は記載しても大丈夫です。
■注意が必要なの退職理由
・「業績不振による退職奨励による退職」
仕事ができないためはじめに切られたと思われてしまう可能性があります。
・「業績不振による希望退職」
自分の会社の将来に不安を感じ、新たなキャリアのための前向きな行動から、転職を選択していることが伝わります。
・「健康上の理由」
完治しているのであればしっかりとその旨を書き補足しましょう。現在は健康状態に問題ないことをしっかりとアピールすることが大事です。
自己PR
まずは、キャリアの棚卸しから始めることが、自己PRを上手く書くコツです。
これまで経験してきた全ての仕事(業務)について、詳細に書き出してみましょう。
経験した仕事内容、扱った商品、取引先企業など出来る限り詳細に書き出します。
次に、仕事の効率を高めるために工夫したことや、目標達成のために努力してきたことについて付け足していきます。
それらを客観的に分析し、身につけた知識や技術、または人間性などについて、出来る限り具体的な言葉で置き換えます。
こうすることによって、それまで全く意識していなかった得意分野や能力を発見し、転職活動への自信を深めることにつながります。
自分では短所と思っていたことでも、客観的に見ると個性といえる場合が多かったり、評価できるポイントであったりまします。
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