同じ求人情報が長期間掲載されているのはなぜ?
求人情報をネットで検索していたりすると、同じ求人が長期間ずっと掲載されていることをみつけることがあります。『ブラック企業だからずっと募集しているのでは?』『離職率が高いからいつも募集しているのでは?』と感じるかもしれませんが、エージェント側から見た長期間掲載されている理由についていくつかまとめてみました。
1.複数名採用・大量採用の求人(積極的採用)
複数名採用しているポジションであれば、1名採用が決まっても募集がクローズしないので、同じ求人情報がずっと掲載されていることは多々あります。また、同職種で10名以上募集してる大量採用のポジションなどもありますが、求人情報に募集人数が記載されておらず、同じ求人情報が掲載されたままというケースもあります。中には通年人材募集を続けている企業もあるので、ITエンジニアなど人材の集まりづらい職種は同じ求人を目にすることが多いです。
2. 求める人材の要件・スペックがやや高め
経歴/能力/人柄/スキルなど、企業側が求める人材の要件・スペックが高く、なかなか採用が決まらず求人がオープンのままというケースがあります。求人票に書かれている応募資格が緩めであったとしても、企業内での採用基準が厳しいため、書類選考や面接でお見送りになり、結果的に求人も継続募集中となってしまいます。ちなみに当社は翻訳・通訳の職種を取り扱うことが多いですが、企業が行う翻訳テスト・通訳テストの結果でお見送りになってしまうことが多く、長期間掲載されているということは、翻訳・通訳の能力も高いレベルが求めれています。
3.積極的に募集はしていないものの、良い人材であれば採用を検討する。
2.と少し似ていますが、一応求人はオープンにしているものの、応募資格以外にも人物像など全て合致しないと採用しないというスタンスの求人も一定数あります。しかしながら、長期間求人を掲載しているので、企業側の求める経歴や人物像と合致すれば、選考が一気に進むのもこのタイプの求人です。
いずれのパターンも求人情報を見ただけでは分からないケースが殆どです。採用企業に直接聞くのは難しい場合でも、人材エージェントであれば情報を知っていて、どんな募集状況なのか教えてもらえる場合もあります。当社では、募集状況を採用企業に逐次確認して、採用企業が取り下げない限り、求人情報は掲載しております。気になった求人情報があれば、お気軽に問い合わせてください。